貧血について(スポーツ貧血)

貧血

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ウチのクリニックは「スポーツ内科」をやっているので、いわゆる「スポーツ貧血」の方が、けっこういらっしゃいます。

例えば、運動で汗をかくと、鉄分が汗から失われて貧血になることがあります。もう一つのパターンとしては、足の裏などに強い衝撃が加わるような、マラソンやバレーボールなどの種目で、赤血球が足の裏などで壊れてしまう貧血があります。

スポーツ貧血は、鉄分が汗から失われる鉄欠乏性貧血と、衝撃が加わっておきてくる溶血性貧血の2つのパターンがあると言えるでしょう。

これらの貧血は、ごく特殊なものですが、一般の方の場合、特に女性では、婦人科系の病気(子宮筋腫や子宮内膜症など)があると、「過多月経」(月経の量多くなってしまう)によって、血液が失われて貧血になることがあります。

貧血の症状としては、めまい・動悸・立ちくらみなどがあります。

クリニックを受診された場合、甲状腺・心臓・腎臓などに他の病気が隠れてる可能性がありますので、めまい・立ちくらみ・動悸などの症状があると、血液検査を行います。

鉄欠乏状態にあるということが分かれば、その原因について治療をしていく流れになります。

今は鉄剤が優秀で、昔より副作用が少なくて吸収率も良い薬が出ています。昔の鉄剤は、ビタミンCとの併用が必要だったり、吐き気が出やすかったりしましたが、最近の鉄剤は、吐き気の副作用も少なく、ビタミンCと併用しなくても良いくらい、吸収も良いので、1日1回飲むタイプまたは2回飲むタイプを、使い分けて処方しています。

ある程度、フェリチン(貯蔵鉄)、血清鉄、ヘモグロビン(血色素量)などの数値が正常化したところで、治療を終了するのかどうかを決めていきます。

スポーツ貧血も、一般の方がなる貧血も、治療方針は一緒ですが、別に原因がある場合(子宮内膜症や子宮筋腫など)は、もともとの病気を治さないかぎり、鉄欠乏性貧血は良くなりません。そちらは婦人科などで、しっかり治療を受けて頂くことが必要です。

今回は代表的な貧血のパターンと、それに対する治療をどうするのか?ということについてお話をさせて頂きました。
また、次回の動画も楽しみにして頂ければ幸いです。

内科医・スポーツドクター栗原隆

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